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どうも。先日はお疲れ様でした。
鳥尊殿の墓参りの都合による相次ぐ日程変更と、挙句の大雨で、どうなることかと
思いましたが、何とか再会を果たせて良かったことです。
ワシ、今年20年だったのでお盆に続いて長い休みを貰うことになり(取らされる
ことになり?)、どうしたもんかと思っておりましたが、一応、放浪の旅に出ました。
以下概略。
1日目。大阪→鳥取へ。鳥取城跡にある「仁風閣」という元鳥取藩主・池田侯爵の別邸を
見学。設計は西洋建築の雄・片山東熊。大正天皇が皇太子の時にご宿泊になられ、
随行していた東郷平八郎が仁風閣という名前をつけた鳥取には似つかわしくない
立派な白亜の西洋建築でした。現在上映中の「るろうに剣心」のロケ地にもなったらしく
(知らんかった)撮影風景の写真とか、衣装とかも飾られてました。
鳥取県立博物館で、きのこ展を見学。毒キノコを堪能。
真夏の鳥取砂丘で地獄を見る。
2日目。
境港で「水木一郎記念館」を見学。妖怪でもっとるな、この街は。
出雲で出雲大社も見ずに(まぁ2回程行ってるんで)、島根県立古代出雲歴史博物館を
見学。銅鐸と銅剣の展示は素晴らしい。さすが大和朝廷と覇権を争うだけある。
そばでやってる「神話博しまね」を見学。キャラのしまねっこがカワイイ。
3日目。島根県立しまね海洋館アクアスを見学。田舎の水族館ながら世界で有名に
なったのは、ここのシロイルカが「しあわせのバブルリング」という芸をするらしく
ショーとして確立したのはここが初めてとのこと。
シロイルカ、すげー。芸も達者。おまけに水槽の前に行くと泳ぎを止めて、一緒に
写真を撮ってくれるという賢さ。ペンギン館も素敵。
4日目。萩で松蔭神社、松下村塾、高杉晋作の生家などを見学。萩博物館で
高杉晋作の資料を閲覧。そろそろ子供の目が死んでくる。やむなく、秋芳洞で洞窟探検と
カルスト台地を見せて誤魔化す。
5日目。山口の瑠璃光寺で五重塔を堪能(ここの五重塔は素晴らしい。2回目)。
岩国で錦帯橋を渡り、岩国城に登城。山の上の岩国城から、岩国基地を眺め
あそこにオスプレイが来るんかと思ふ。吉川資料館を見学。吉川家は元岩国藩主で、藤原氏より
続く名家。毛利元就の息子・元春が養子に来たり、関が原でのキーマン?吉川広家もいるぞ。
しかし「また城?」と子供がぼやき出す。
再び子供を誤魔化すために、船で宮島に渡るイベントを開催。シカもいるぞ、と盛り上げたが、
厳島神社、宝物館と見学した頃には、またもやブーイング。揚げもみじまんじゅうを食わせて
黙らせる。
6日目。呉で戦艦大和の10分の1スケールが見れる「大和ミュージアム」と、退役した
潜水艦あきしまを見学出来る「てつのくじら館(海上自衛隊)」を見学。子供のテンション
上がらず。
三島駅前の三島城跡は車窓から。小早川隆景が作った日本初の海城だ。でもじっくり見ると
ブーイングを受けそうなので早々に撤退。
崖の上のポニョのモデル地といわれる鞆ノ浦へ。おりしもテレビの金曜ロードショーで
ポニョを放映中。まぁ確かに地形とか似てるよね、と思った次第。
7日目。鞆ノ浦の街を散策。坂本龍馬のいろは丸展示館や、龍馬が隠れ住んだ家、また七卿落ちの
公卿が泊まった豪商など、幕末維新の雰囲気も感じられる。鞆ノ浦歴史館で、潮待ちの港の
歴史を勉強。福山へ移動し福山城に登城。水野、松平、阿部と譜代が入る中国地方の要所。
そして帰阪。
子供が城嫌いになったらどうしようかしら。
まぁ、今年は長い休みだったわい。夏に旅行は行ったらあかん、ということがよく分かりました。
閑話休題。
40歳誕生日イベントは終わりましたが、また冬休みにでも会えたら会おう。
来年はバカボンのパパの歳になってしまう・・・
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