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ダイアナ元皇太子妃が亡くなって10年になる。彼女の事故死の原因をめぐってはいろいろ諸説があり、真相は不明だ。
だが、パパラッチをあれほど群がらせたのは彼女自身の持っていた不可思議な魅力に他ならない。(カミラにパパラッチは群がるか?)
彼女の悲劇の始まりはその生育歴にある。その最も大きな出来事は6歳時の両親の離婚だ。苦境におかれた子供は生き延びるため、子供らしい傍若無人さを抑え、大人の顔色をうかがい過剰適応してしまう。そこで押さえ込まれた本来の自分の自然な感情は地下室に鍵をかけられ封印される。
感情は何のためにあるか?それはセンサーである。自分の進むべき道が本当にあっているかどうか?周りの人間からきちんと相手にされているかなどを総合判断して本人に伝える。
ところが、この大事なセンサーを子供の頃にフリーズさせてそのまま大人になった人間は、一見気配りができ、社交的、かつ魅力的(help help 私は寂しいのオーラを常に発散)にみえるのだが、その内面は不安定で葛藤に満ちている。
ダイアナこそそういう人だった。英国王室という超建前の世界に突入していったことこそ自殺行為だった。そこに安らぎなどあるはずがない。それで過食、リストカッティング、自殺未遂、sex依存症というお決まりの行動化にでた。
しかし、だからこそダイアナは人々を惹きつけた。傷つきボロボロになりながらも、まばゆいプリンセスの仮面とそのあまりにも人間的な悩みのコントラスト、まるでシェイクスピア劇を見るかのようなドラマに世界は注目したのである。
やはりそれは美しい英国の薔薇だった。そして花のように散っていったのである。
http://www.youtube.com/watch?v=ZE948ExCvCM
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